【第2回】やはり海外口座の一番人気はHSBC香港。口座開設の方法をまとめまておきます。 | 【公式】海外口座相談ホームページ

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hsbc

こんにちは。河合です。

 

海外口座の紹介のトップバッターはやはり「HSBC香港」です。

香港というのは東京から片道4時間。
沖縄と台湾のちょこっと先なので、気軽に来れるということで、今なおシンガポールよりも人気があります。

昨日私の経験から話した「中国銀行」は中国本土の口座であり、人民元をプールするだけの銀行としての用途ですが、今回のHSBC香港は中国でも香港にある最も大きな銀行です。
HSBCは元々Londonに本社がある銀行でしたが、近年世界的重要拠点はアジアだということで、本店そのものを香港に移してきました。

香港国際空港へ着くと、目の前にExpressという電車に乗ることができます。
そこから3駅で香港駅に。
香港には大きく九龍島(中国側の半島)と香港島(金融街がある島)に分けられますが、その香港島のど真ん中(Central)に出られます。
そこから歩いてすぐのところにHSBC香港の本社はあります。
蟹に似ているので「カニビル」と呼ばれています(笑)。

さて香港といえば日本人にとっては最も身近なオフショアであり、アジアで最も欧米の金融がいる都市です。
そのため銀行は山ほどあり、口座を作ろうと思えばどこでも作れます。

 

「ではなぜHSBC香港が人気なのか?」

たぶん大した理由はないでしょう(笑)。
強いて言えば、オンラインなどの使い勝手が比較的いいから。
とはいえもっと使い勝手のいいところもあるので、やはり日本人が大好きな「大手」だからでしょうか(笑)。

※それ以外のHSBCの特徴はこちら

以前はHSBC香港の個人口座開設も郵送でできました(ちょっとテクニカルですが)。
しかし今は渡航はもちろん、銀行員との英語(もしくは中国語)でのコミュニケーションが必要になります(2015.8現在)。
個人的には香港人の英語ほどひどい英語はないので、「まずは自分たちの英語を改善しろよ」と言いたいところですが(笑)、英語を話そうとすらできない日本人が多いのも事実なので、見て見ぬことにします。

とはいえ弊社もこうした日本人のクライアントのために口座を開設しないといけません。
皆さんのような弊社クライアントも日本のお金を海外へ持っていって、「日本リスク(破綻、預金封鎖、デノミ)」から切り離したところに資金を置いておかないといけないからです。
明日以降ご紹介する手段もありますが、それは何かしら費用や投資リスクが伴うもの(個人的にはこちらの方が妙味があると思ってますが)。
何もリスクを取りたくないけど、ただ「日本リスク」だけは避けたいという方には、やはりその辺の三菱銀行で口座開設するような感覚のHSBC香港口座がいいんです。
で、口座を開いて日本円以外の通貨でお金をプールしておけばいいんです(マルチカレンシー口座)。

ということで、ここでは現時点(2015.8)でのHSBC口座開設に必要なものをまとめておきます。

 

・パスポート
・国際免許証
・大手銀行窓口で発行してもらえる英文残高証明(3ヶ月以内のもの)
・名刺(英語記載があれば)
・他に何か英文で現住所が分かる情報

 

前述のとおり、銀行員とのコミュニケーションと書類次第なので、準備できる書類は全部準備しておいてもらいます。
また日本に取りに帰るわけにはいきませんからね。。

そして英語でのコミュニケーションはだいたいこんな感じなので、テスト さんも事前に辞書調べるなり、英語話せる友人に答えもらっておくなりしてください(弊社スタッフでもいいですし)。

 

How can I help you?(いらっしゃいませ。本日はどのようなご用件ですか?)
-I’d like to open bank account.(口座開設をしたいです)

Pls give me your passport and driver’s license.(パスポートと運転免許証を見せてください)
-This is it.(これがそうです)

Is this your permanent address in Japan?(これが日本での現住所ですね?)
-Yes it is.(はい、そうです)

What for do you want to open account?(何のために口座を開きたいですか?)
-For investment(投資のためです)

What kind of investment do you want?(どのような投資をしたいですか?)
-HK stock and currencies.(香港株と通貨です)

How much do you plan to invest?(どのくらいの額を投資する予定ですか?)
-USD 50,000(5万ドル)

How much do you save today?(本日はどのくらい預金していきますか?)
-JPY 300,000 please.(30万円お願いします)

※入金は日本円でOK。HSBCにはSmart Vantage(最低預金額:HKD 20,000)という口座が一番ランクの低い口座だが、最初はAdvance(最低預金額:HKD 200,000)で作る。その後、そこまで預金するつもりがなければ帰国後グレードダウンする。

 

その後、以下の必要な情報を用紙に英語で記入。

 

・氏名
・住所
・パスポート番号
・勤め先会社名
・会社職種
・会社住所
・サイン(パスポートと同じもの)

 

銀行員が用紙の情報をPCに入力し、その後ご本人が入力内容をその後確認。
問題なければ、ATMカードと初期PINナンバーをもらえる。

その後、別の窓口で入金。
入金後、ATMへ行き、カードのActivationとPINナンバー(6桁)を自分の覚えやすい番号に変更する。

翌日SMS(ケータイメール)へオンラインバンキングのセキュリティコードが送られてくるので、それを使ってPCからオンラインバンキング設定。
セキュリティデバイス(電卓のようなもの)は後程郵送にて日本へ送られてきます。

これでHSBC香港口座開設完了です。
あとは銀行員の質問ではないですが、この銀行口座を使って何をするか?ですね。
「日本リスク」回避のためなら、ただこのマルチカレンシー口座で米ドルなどで預金をしておくだけでもいいです。
投資をしたければ・・・あまり使えない口座です(笑)。
香港の株なんていらないですし(笑)、ファンド(投信)も日本にあるものと大差ありません。

海外投資目的なら、明日ご紹介するオフショア資産管理口座にしましょう。

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